楽天モバイル 格安SIM&端末セット 購入・レビュー

SIMとセット購入した端末は「HTC Desire 626」

今回は、楽天モバイルで端末セットをウェブサイトから購入した際のレビューです。

Android端末で台湾メーカーのHTCがSIMロックフリースマホとして出している「HTC Desire 626」を選びました。理由としては値段が手頃で比較的新しい機種であり、性能を考えるとコスパがよい点などから総合的に判断して決めました。

また、国内ではドコモの対応バンドでバンド21(1.5GHz帯)以外はすべて対応しており問題なく使え、もともと人気の機種のためアジア圏を含め対応バンドが豊富であるので、海外に行った際も利用しやすい点も選んだ理由のひとつです。

もう少しお金に余裕がある場合は、格安SIMと別に単体で端末を購入するのもよいと思います。また同価格帯で他社の端末ではFREETELの雅(MIYABI)などもおすすめです。

楽天モバイルを選ぶ理由

楽天モバイルは格安SIMが一番混雑する昼12〜13時の時間帯でもスピードが出て使いやすく、端末とのセット販売でもよく、キャンペーンをやっていて安く購入できます。

また初月が無料で利用できるので月初にタイミングよく申し込めればほぼ1ヶ月無料で利用でき、他には楽天モバイル専用のアプリが使え高速通信のON/OFFがアプリで簡単にできる現在の通信量を簡単に確認できるなどの利点があります。

ウェブサイトから申込

楽天モバイルTOP

格安SIMのみ、もしくは端末とのセット購入が可能です。今回は端末とのセット購入をしました。楽天モバイルであれば音声通話SIMでナンバーポータビリティ(MNP)をする場合も電話が使えない期間をゼロで乗り替えが可能なので便利です。

端末到着!端末にはすでにSIMカードがセットされている!

私の場合は購入から翌営業日には出荷される早さでした。キャンペーンなどで混雑している場合はもう少し遅くなることもあるようです。

端末もセットであったため、小型のダンボールでSIMとHTC Desire 626が届きました。

箱-HTC626

届いたHTC Desire 626を開けてみると、SIMカードは既に挿してあります。

HTC626_SIM設定済

そしてAPN設定もされているのは非常にありがたく、すぐに利用ができる状態で届きました。機械に弱い方や初心者でも安心して利用できます

楽天モバイルAPN設定

起動後に以下の最低限の設定は自分で行うことになりますが、難しいところはないと思います。

  • 言語の選択
  • WiFiの設定(SSID・パスワードの入力)
  • Googleアカウントの設定
  • 必要に応じてクレジットカードの登録(GooglePlay用)
  • 必要に応じて楽天のログイン(もしくは楽天ID新規作成)
  • 必要に応じてHTCアカウントの作成・ログイン

また起動して設定後はアップデートが走る可能性が高いので、電源に繋いで充電しながらの操作がおすすめです。

スマホには楽天アプリが大量にプリインストールされている

セット販売で購入したHTC Desire 626には、楽天系のアプリがこれでもかというくらいにプリインストールされ埋め尽くされていました。これは楽天モバイルで安く端末を購入しているので当然であり仕方ありません。裏で動いて重くなるのは嫌なので、最低限を残し、使わないアプリは申し訳ないですがアンインストールして削除させてもらいました。

楽天アプリだらけ

楽天モバイルの速度は格安SIMではかなり速い方

楽天モバイルは3日間の上限容量を超えると速度制限がかかるようになります。しかし以下のメリットがあります。

高速通信は常に速い

3日間の通信容量上限があるためか、速度は常に早いイメージです。昼の12〜13時の混雑時も10Mbps以上は少なくとも出ており全く問題ありません。

速度制限時も200kbpsは常に出ており、それなりに使えるスピードであるのがうれしいところです。TwitterやLINEのメッセージやりとりの利用くらいならば、速度は遅くてもそれほど問題はない印象でした。動画も低画質ならばストリーミング再生で観ることができました。さらにテザリングをしても200kbps出るので、パソコンでちょっとメールやウェブの調べ物をする際のテザリング利用にも速度は遅いけれどもそれなりに耐えられるレベルだと感じました。

3日間の通信容量上限が厳しすぎるように感じた

3日間の容量上限が厳しく設定されています。私の場合は家や職場のWiFiを利用するため平日はそこまで外で利用をしないのでよいのですが、休日など外出・旅行をして一気に使った場合は1日で3日間の上限に到達してしまうことが何度かありました。

例えば旅行先などで、撮った写真のやりとり(写真のアップロードなど)をすると一気に容量が上限に達してしまったりするため、注意が必要です。

残容量2 制限中

そのため、毎月利用する容量よりも1つ上の余裕をもった容量プランにしておくか、煩わしいですがアプリで高速通信ON/OFFスイッチをマメに切替してコントロールしなければならないと思います。

HTC Desire 626 端末の簡単な感想

HTC Desire 626は画面サイズが大きいため、情報量が多く非常に見やすく便利です。逆に手が小さい方は両手操作が基本になるため、例えば女性などには使いにくいかもしれません。

HTC626

電話がやや聞き取りにくい印象でこもる感じがします。他のSIMカードを挿して運用してみましたが同じであり、楽天モバイルのSIMではなく、HTC Desire 626側の問題かと思われます。

個人的な印象ですが、スピーカーがまともで電話の際はハンズフリーのスピーカーにした方が聞き取りやすく感じました。外だとなかなかそうもいきませんが、ひとつの手だと思います。

カメラは解像度は1300万画素と十分でありインカメラも500万画素とこの価格帯のスマホにしてはかなりいい方だと思います。この価格帯のカメラとiPhoneを比較するのはどうかと思いますが、画素数が劣るiPhone5S(800万画素)とHTC Desire 626比較すると、HTC Desire 626で撮った写真はやや色彩がイマイチで全体的にやや白っぽい感じになります。もちろん、HTC Desire 626も単体で考えれば十分でありキレイに撮れます。

楽天モバイルはサポートが非常に丁寧

楽天モバイルには店舗に直接いったこともありますし、電話でサポートに相談したこともあるのですが、対応がかなり丁寧です。サポートの電話番号も携帯から無料でかけられるようになっており、格安SIMの不安点である対面サポートが基本的に厳しい部分を見事払拭してくれていると感じました。

機械は弱いけど格安SIMにして安くしたいという方や、初めての格安SIMで不安という方には楽天モバイルがおすすめです。

公式サイト:楽天モバイル