NifMoを実際に利用してみたレビュー・感想

NifMoは特徴はないが平均的なサービス

格安SIMのNifMoを利用してみたので、使用してみた感想・レビューをしてみたいと思います。

NifMoの通信速度は、格安SIMの中では7〜15Mbps程度と平均的スピードであり、特段速くはないですが、昼などの混雑の時間を除いて普通に使えるレベルの速度です。昼の時間帯は0.1Mbps程度まで落ちてしまうため利用が困難になるのでそこは注意が必要です。

料金は平均的であり、サービス面など総合的に考えると特にNifMoを選ぶ必要はないですが、唯一NifMoが選択肢に入ってくるユーザーがいます。それはプロバイダもニフティを利用している場合です。@niftyのプロバイダ接続サービス(固定回線)を利用している会員がNifMoの契約をすると月額200円が安くなるようで、@niftyを利用している方であれば利用する価値があります。

後述しますが、NifMoはサポートがしっかり対応してくれないため、初心者は避けるべき格安SIMです。

@niftyプロバイダ契約会員以外はNifMoを利用するべきではないワケ

@niftyのプロバイダ接続サービス(固定回線)利用ユーザー以外にとっては特にNifMoを選ぶ理由がないというのが正直なところです。

NifMoのSIMは動作確認済み端末が極端に少なくSIMカード単体で利用するには大きなリスクがあります。NifMoでは格安SIMとスマホをセットで販売もしており、動作確認済み端末が少ないがゆえに、NifMoを利用する場合はNifMoで販売している端末とセットで購入しないと意味がありません。

そしてNifMoで販売しているスマホは他社で販売している端末であり、独自のものはありません。さらに単純に端末の料金を24ヶ月分割して払うだけになるだけであり、割引されるわけではなく24ヶ月間の縛りが無駄にうまれてしまうだけです。全くお得感がありません。FREETEL製のスマホも販売していますが、それはFREETELで購入すればよく、NifMoで購入する必要性はありません。

このことから、NifMoのSIMサービスは@niftyのプロバイダサービスを既に利用しており、尚且つ動作確認済み端末に入っている端末を既に持っていて利用するユーザーのみが利用すべきサービスです。それ以外のユーザーは他社の格安SIMを選ぶべきでしょう。

NifMoでんわは利用すべきではない

「NifMo でんわ」という月額1,300円で、IP電話での国内通話がかけ放題になるオプションプランがあります。これは音声通話SIMを申込した場合のみ利用できるオプションです。

一見、安そうに見えますがIP電話、つまりインターネット経由でかける通話サービスであることに注意が必要です。このサービスは相手に番号が通知されないなどの不具合が多いことで有名であり、あまり利用すべきではないと私は思います。

NifMoを実際に利用してみてよかった点

NifMoでは専用アプリを提供しているので、通信量がある程度リアルタイムにわかるのはよいところです。ただし他社に比べ、利用した通信量の反映が他社より遅いと感じます。私の環境では数時間のタイムラグがありました。

またこのNifMoのアプリで設定をすると、BBモバイルポイントが使えるのも嬉しい点です。BBモバイルポイントはマクドナルドなどで利用ができる公衆無線LAN(Wifi)です。ただし設定が面倒くさく、さらにBBモバイルポイントへの接続はNifMoのアプリ経由で必ずつながないといけないため、かなり使いにくく、それがネックです。

NifMoの通信速度は混雑時以外は普通に利用できる

NifMOのデータ通信は日中はけっこう波があり、平均では7〜15Mbps程度の速度が出ています。たまに速い時は20Mbps近く速度が出ることもあります。

ウィークポイントとしては、昼12時以降は極端に遅くなり使えなくなってしまう点です。昼12時を少し過ぎた時点で0.1Mbps程度に下がり、ネットサーフィンも厳しくなる状況になります。12〜13時くらいまでは、かなりのストレスであり昼の時間帯は利用できないと思った方がよいでしょう。

また朝の通勤時間帯では3〜5Mbps程度のスピードは出ていたので利用自体はでき、特に問題はありませんでした。

不信を持たざるをえないNifMoのサポート対応

NifMo(ニフティ)で一番問題だと感じたのがサポート対応の悪さです

ニフティはもともとインターネットのプロバイダサービス(固定回線)を行っているため、問い合わせフォーム、電話の問い合わせ窓口があり、見た目は整っています。しかし実際に問い合わせをしてみると、面倒なことは早く処理して対応を終わらせたいという感じで対応をされ、サポートをするという意志は感じられませんでした。

具体的には私の場合、届いてから最初の設定でSIMカードがうまく認識されない(SIMの抜き差しや設定をいろいろ試してもダメ)ことについて、APN設定が合っているかなどいくつかの質問をしました。しかしAPN設定の説明についての回答はなく、動作確認端末以外では動作しないので確認してくださいというような適当な回答が返ってきました。要約した内容になっていますが実際にこんな感じです。

私は対応端末でも確認をしていましたが、接続できなくAPN設定もおそらく間違っていなかったことからかなり困りましたが、いろいろ試したところ、友人のドコモ端末にSIMを挿してAPN設定して試したところ、うまく通信ができ、その後は私の端末にSIMを挿し替えても通信ができるようになりました。なぜこれで通信ができるようになったのかは不明ですが、自力で解決ができました。

NifMoのサポートは表面上やっているというだけで、解決はしてくれない

この経験からも、NifMoはできるだけ面倒は避けて1件でも早くサポートを処理して終わらせたいという会社としてのサポート体制の意図が見て取れました。おそらく問い合わせの顧客が多いため、処理件数をこなさなければならないのだと思います。Niftyホームページ上に掲げている「コスト削減の追求」がこれなのでしょう。

また、問い合わせフォームからの質問の回答はすべて〜@nifty.comメール宛に送ってもらうしか方法がなく、質問のやりとりはしづらいものでした。初心者はこの点は大いに困るでしょう。質問の受付をできるだけ減らす努力をしているように見え、ここからもサポートをできるだけしたくないという意図が垣間見えます。

また電話で問い合わせも試みました。固定電話からは無料でかけることができ、携帯からは有料でした。電話をしてもオペーレーターにつながらなく20分間待ってみるもつながらなかったため、いつ繋がるかわからないあきらめました。固定電話を持っていないと電話での問い合わせにもかなりお金がかかってしまします。

個人である程度は解決する前提が格安SIMではありますが、ある程度知識があっても不具合なのか、設定のミスなのかの切り分けができないと難しいところもあります。やはりサポートに確認しないと解決できない問題もあり、サポートが最低限の対応をしてくれないと厳しい面があるのも事実です。

NifMoのサポートは今後の改善に期待したいところです。